レモン堂のブログ

40代独身女のブログ

もう会いたくない出会い

ごめんなさい

2021年の春、

Dating Appで知り合った欧米人の男性と初めて会った時の話。

 

桜が散りかけの温かい春の週末でした。

 

この彼とは、会う前にさほどメッセージのやりとりもなく、

プロフィールに使っている彼の画像は、全体的にボンヤリしていて、

見た目はタイプではないけど、実際会わないとわからないし....。

 

私は太っている人が苦手ということを伝えていたのですが、

「僕は、少し太っているかもしれない。」と

彼から返事が来ました。

 

でも会ってみないことには、程度が判断できないので、

誘われるまま、とりあえず会ってみよう!ということになりました。

 

その日は晴れで気持ちの良い天気。

 

待ち合わせ場所に着き、遠くから

「きっとあの人だろう!」とわかった時、

私が想像する「少し」よりは太めの人でした。

 

とりあえず、簡単な挨拶をした後、

弁当と飲み物を買って、近くの公園でランチしながら

おしゃべりしようという流れは良かったのです。

 

ところが、食事の際にマスクを外した彼の顔を見ると、

そこにいるのは、ピーター・ペティグリュー!?

 

しゃべる時に見える彼の歯が、

「いつ歯磨きしたの?」と疑いたくなるほど、

ドロドロに黄ばんでいたんです…。

 

………ごめんなさい。

 

太っている人は苦手ですが、

それ以上に、私は臭う人と、不潔な人はもっと苦手なんです。

 

一応、相手に失礼の無いよう自分の感情を表情に出さず、

「しばらく会話をして帰ろう」と我慢し、

ランチ後には、喫茶店へ行って1〜2時間おしゃべりしたんです。

 

 

帰宅後、

「今日、楽しかったね。」

「今度いつ会おうか?」

など、彼からノリノリの連絡が来て。

 

「ごめんなさい。もう会いたくない。」と素直に返事をしました。

 

すると、

「なんで? 僕が醜いから??」と、すかさず返事が届き...。

 

正直者の私でも、さすがに「そうだよ。」と返事はできず。

答えに困っていたところ、

「何がダメだったの?」と追い質問されたので、

 

「この(コロナの)ご時世に、

ボトルを回し飲みしようという提案は受け入れがたい。」

と、答えました。

(※もちろん、そんなことはしていません。自分の飲み物は別で用意しました)

 

しかし、驚くことに、彼はこう答えたんです。

「わかっているよ。君を試してみたんだ。」

 

「.......なにゆえに?」(←私の心の声)

 

「なんでそんなことしたの?」と聞いてみると。

 

「君が僕を受け入れてくれるか、テストしたのさ。」

 

「う〜ん。日本人は、初対面で回し飲みは絶対しないと思うから、

今度から、気をつけたほうが良いと思うよ。」と私が、アドバイスすると。

 

「そんなこと、どこの国でもしないと思うよ。」と変化球が飛んできた。

 

ハァ!? なに言ってんだコイツ...。 

私の頭の中は、イライラで爆発しそうだったけど、冷静な対応に努め、

 

「まぁ、いずれにせよ、

初対面で回し飲みも良くないし、人を試そうとするその気持ちも

良くないから、あなたと私は合わないわ!」

 

と、こう返事しました。

 

とりあえず、これで私に気持ちが無いことを

納得してくれたかと思いきや、

次の日も、その次の日も、連日に渡って

彼からのセルフィーやらメッセージが送られてくる始末。

 

「あなたと話すことは無いから、もう何も送らないで。」と頼むと、

「僕には話すことがある。君を好きになったから!」と諦める気配がない。

 

さらに「俺はリッチだ!」「お金があれば君の気持ちは変わるはず」など、

女性の気持ちを萎えさせる無駄なメッセージが続いたので、

「あなたが裕福であったとしても、付き合いたいとは思わない」と

ハッキリ言ってやりました。

 

それでも、めげない彼の連投に、

「マジ、興味無いから、もうブロックするね」と

一応、断りのメッセージを送ってからブロック。

 

 

 

ひと言、彼に助言できるとしたら、

自分のビジュアルがモテないと自覚しているならせめて清潔感持とうよ。

 

というか、ビジュアルもそうだけど、

性格にも難ありな男性だったなぁと、この事件を思い出します。

 

ドロドロに黄ばんだ歯の人と、飲み物をシェアする勇気は持てませんよ。